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マクニール世界史講義/ウィリアム・H. マクニール
¥500
出版:筑摩書房 発売:2016年 定価:950円+税 文庫サイズ・256ページ ================== ベストセラー『世界史』で知られる歴史学の泰斗が「フロンティア」「感染症」「マクロ寄生」という三つの視点から文明のたどってきたパターンを読み解く。著者の歴史観が凝縮され、コンパクトに本物の歴史感覚が身につけられる特別講義、文庫オリジナルで登場! 目次 第1部 グレートフロンティア―近代の自由とヒエラルキー(衝突する世界―一七五〇年まで 変容する世界―一七五〇年から) 第2部 人間の条件―生態学と歴史学の交差(文明化の原動力―ミクロ寄生、マクロ寄生、都市的変容 近代世界システムへ―ミクロ寄生、マクロ寄生、商業的変容) 第3部 人間の営みにおける統制と破綻(文明の破綻は避けられないのか)
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新装版 日本語の作文技術/本多勝一
¥600
出版:講談社 発売:2005年 定価:1400円+税 294ページ ================== 「目的はただひとつ、読む側にとってわかりやすい文章をかくこと、これだけである」。 修飾の順序、句読点のうちかた、助詞のつかい方など、ちゃんとした日本語を書くためには技術がいる。 発売以来読み継がれてきた文章術のロングセラーを、文字を大きく読みやすくした新版。
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東大生の本の使い方/重松理恵ほか
¥600
出版:三笠書房 発売:2018年2月 定価:1400円+税 224ページ ================== 東大生協の書店員だけが知っている 頭のいい人の“ちょっと特別な読書のルール" ・本は“おかし感覚"でまとめ買い ・「もしドラ」と一緒に売れたのは…… ・良書を逃さない「口コミ選書」 ・文庫、新書、単行本……東大生の接し方 ・知性の秘密――「4つの目的」読書 ――「考える力」が磨かれる、本の「選び方」「読み方」「活かし方」
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けもの道の歩き方/千松信也
¥1,400
出版:リトル・モア 発売:2015年 定価:1760円 384ページ ================== 『ぼくは猟師になった』で狩猟ブームの先駆けを担った著者による新刊! - - - ・昭和の里山は理想郷だったのか? ・人里に動物が出没するのは森の荒廃が原因か? ・自然は「手つかず」が理想か? ・自然はカラダにいいのか? ・猟師は森の番人か? ・猟ができるのは山間部の人間だけか? - - - 狩猟採集生活の中で練り上げた、現代猟師考。 野生動物たちと日々行き交い、これからの自然を思う、20のエッセイ。
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山怪/田中康弘
¥450
出版:山と渓谷社 発行:2019年 定価:880円 文庫サイズ・306ページ ================== 山の怪談ブームの火付け役。 山で働き暮らす人々が実際に遭遇した奇妙な体験。 秋田・阿仁のマタギたちや、各地の猟師、 山で働き暮らす人びとから実話として聞いた、 山の奇妙で怖ろしい体験談。 現代版遠野物語。
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歴史のミカタ/井上章一・磯田道史
¥800
出版:祥伝社 発行:2021年 定価:1034円 文庫サイズ・296ページ ================== 歴史はどのような時に動くのか、歴史は繰り返されるか、日本史の特徴は何か……など、歴史の本質に正面から迫る本格対談。 (目次) 第一章 歴史が動く時 第二章 歴史は繰り返されるか 第三章 歴史の表と裏 第四章 日本史の特徴 第五章 時代で変わる英雄像 付録――おすすめ! 「歴史のミカタ」を養う書籍
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聞く技術 聞いてもらう技術/東畑開人
¥600
出版:筑摩書房 発売:2022年10月 定価:946円(税込) 新書サイズ・208ページ ================== 聞かれることで、ひとは変わる――。 カウンセラーが教える、コミュニケーションの基本にして奥義。 <対話が難しい時代>のベストセラー! 「聞く」は声が耳に入ってくることで、「聴く」は声に耳を傾けること―。「聴く」のほうがむずかしそうに見えて、実は「聞く」ほうがむずかしい。「聞く」の不全が社会を覆ういまこそ「聞く」を再起動しなければならない。そのためには、それを支える「聞いてもらう」との循環が必要だ。小手先の技術から本質まで、読んだそばからコミュニケーションが変わる、革新的な一冊。
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古典落語100席/立川志の輔 (監修)
¥300
出版:PHP研究所 発行:2018年 定価:495円+税 文庫サイズ・251ページ ================== 夫婦愛、親子愛、隣近所の心のふれあい。人気落語家の立川志の輔が、庶民が織りなす笑いのドラマ100を厳選。古典落語入門の愛蔵版。
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中世ヨーロッパ「勇者」の日常生活/ケイト・スティーヴンソン
¥2,100
出版:原書房 発行:2023年 定価:2750円 ハードカバー・290ページ ==================
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問題な日本語/北原保雄
¥300
出版:大修館書店 発行:2004年 定価:800円+税 168ページ ================== へんな日本語にも理由(わけ)がある! 「ご注文は以上でよろしかったでしょうか」「こちら和風セットになります」「全然いい」などの“問題な日本語”を取りあげ、それがどのような理由で生まれてきたか、どのように使えばよいかを、日本語の達人、『明鏡国語辞典』の編者・編集委員がわかりやすく解説。一読して言葉の常識がわかる「使うのはどっち?」も収録。
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続弾!問題な日本語/北原保雄
¥300
出版/大修館書店 発行/2005年 定価/800円+税 178ページ ================== ベストセラー『問題な日本語』待望の第二弾 「千円からお預かりします」「~かたちになっております」「お申し出ください」「~させていただきます」「ありえない」などの、今どきの敬語や気になる表現を取りあげ、そこにこめられた意図、正しい使い方などをわかりやすく解説。言葉の常識をまとめたコラム「使うのはどっち?」、いのうえさきこさんのマンガも収録。
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はじめての言語学/黒田龍之助
¥500
出版/講談社 発行/2004年 定価/946円 新書サイズ・256ページ ================== あなたは「言語学」に何を期待しますか? 語源「正しい日本語」、マルチリンガル、哲学・思想……ありがちな思い込みをただし、外国語学習者はもちろん「ことば」に興味ある全ての人に贈る「入門の入門」。
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動物園ではたらく/小宮輝之
¥500
出版/イースト・プレス 発行/2017年 定価/968円 新書サイズ・272ページ ================== 動物園ではたらいて40年! 飼育係から園長までを経験し、 数多くの伝説をつくった「動物園博士」が語る、 動物園ではたらく人々の、驚きと情熱の日々。 パンダの出産に徹夜で立会い、 逃げ出したカモシカを職員総出で捕獲、 忍び込んだ野犬を退治、 ゴリラの顔色を読んでゴマをする、 産まれたての卵を割ろうとするカラスと闘う…… 飼育係をはじめとする動物園のスタッフたちは、 毎日、動物たちに振り回されながら、数多くの出会いと別れを繰り替えし、 試行錯誤を重ねている。 動物たちの環境を整える飼育係とは、 動物にとって、存在自体が「生存環境」であり、生命線なのだ。 動物園の役割は時代とともに変わり続ける。 ときには外交のためにパンダやゾウが贈られ、 現在は希少動物を繁殖するための「種の保存」を担った。 進化し続ける動物園で40年間働き、 都内3園の園長を務めた「動物園博士」が語る、 動物園のいままでとこれから。
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良い戦略、悪い戦略/リチャード・P・ルメルト
¥1,500
出版/日本経済新聞出版 発行/2012年 定価/2200円 ハードカバー・410ページ ================== ■良い戦略は単純明快だ! 良い戦略は、単純かつ明快である。パワーポイントを使った説明も、マトリクスやチャートも無用。必要なのは、打つ手の効果が一気に高まるポイントを見きわめ、そこに狙いを絞って資源と行動を集中させること。 良い戦略は、組織が前に進むにはどうしたらよいかを明確に示す。難局から目をそらさず、それを乗り越えるための指針が示されている。「いま何をすべきか」がはっきりと実現可能な形で示されていない戦略は、欠陥品だ。 ■世界的な戦略の研究者による第一級の著作! 世の中の「戦略」のほとんどは、戦略の体を為していない。本書の目的は、「良い戦略」と「悪い戦略」の驚くべきちがいを示し、「良い戦略」を立てる手助けをすることにある。著者ルメルトは世界的な経営学の研究者を表彰するThinkers50に選ばれた人物であり、長年にわたって戦略を研究してきた第一人者。本書は超一流の著者による「経営戦略」の書。 目次 序章 手強い敵 第1部 良い戦略、悪い戦略 第1章 良い戦略は驚きである 第2章 強みを発見する 第3章 悪い戦略の四つの特徴 第4章 悪い戦略がはびこるのはなぜか 第5章 良い戦略の基本構造 第2部 良い戦略に活かされる強みの源泉 第6章 テコ入れ効果 第7章 近い目標 第8章 鎖構造 第9章 設計 第10章 フォーカス 第11章 成長路線の罠と健全な成長 第12章 優位性 第13章 ダイナミクス 第14章 慣性とエントロピー 第15章 すべての強みをまとめる―NVIDIAの戦略 第3部 ストラテジストの思考法 第16章 戦略と科学的仮説 第17章 戦略思考のテクニック 第18章 自らの判断を貫く
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孫子/金谷治(訳注)
¥350
出版:岩波書店 発行:2000年 定価:660円+税 新書サイズ・200ページ ================== 『孫子』13篇は,中国最古のすぐれた兵書である.しかし,そこに記された戦略・戦術の論議における深遠な洞察は,ひろく人生全般の問題に適用しうるものである.新出土の竹簡資料との照合も経て,またさらに読みやすくなった新訂版.原文と読み下し文と現代語訳に平易な注を加え,巻末には重要語句索引を付してある.
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人はなぜ「美しい」がわかるのか/橋本治
¥500
出版:筑摩書房 発行:2002年 定価:820円+税 新書サイズ・261ページ ================== 人はなぜ、「美しい」ということがわかるのだろうか?自然を見て、人の立ち居振舞いを見て、それをなぜ「美しい」と感じるのだろうか?脳科学、発達心理学、美術史学など各種の学問的アプローチはさまざまに試みられるであろう。だが、もっと単純に、人として生きる生活レベルから「審美学」に斬り込むことはできないだろうか?源氏物語はじめ多くの日本の古典文学に、また日本美術に造詣の深い、活字の鉄人による「美」をめぐる人生論。
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裁判官の爆笑お言葉集/長嶺 超輝
¥500
出版/幻冬舎 発行/2007年 定価/792円 新書サイズ・224ページ ================== 「死刑はやむを得ないが、私としては、君には出来るだけ長く生きてもらいたい」(死刑判決言い渡しの後で)。 裁判官は無味乾燥な判決文を読み上げるだけ、と思っていたら大間違い。 ダジャレあり、ツッコミあり、説教あり。 スピーディーに一件でも多く判決を出すことが評価される世界で、六法全書を脇におき、出世も顧みず語り始める裁判官がいる。 本書は法廷での個性あふれる肉声を集めた本邦初の語録集。 これを読めば裁判員になるのも待ち遠しい。 第1章 死刑か無期か?-裁判長も迷ってる 第2章 あんた、いいかげんにしなさいよーあまりに呆れた被告人たち 第3章 芸能人だって権力者だってー裁判官の前ではしおらしく 第4章 被告人は無罪ー「有罪率99.9%」なんかに負けない 第5章 反省文を出しなさい!-下手な言い訳はすぐバレる 第6章 泣かせますね、裁判長ー法廷は人生道場 第7章 ときには愛だって語りますー法廷の愛憎劇 第8章 責めて褒めて、褒めて落としてー裁判官に学ぶ諭しのテク 第9章 物言えぬ被害者を代弁ー認められ始めた「第3の当事者」 第10章 頼むから立ち直ってくれー裁判官の切なる祈り
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香料商が語る東西香り秘話/相良嘉美
¥600
出版/山と渓谷社(ヤマケイ新書) 発行/2015年 定価/880円+税 新書サイズ・236ページ ================== 幕末にペリーが日本に贈った香水とは?香料商のはじまりは「ならず者」たちだった? 香料商として世界の海を見てきた著者が語る、古今東西の香りの話。 西洋にはじまる香料商の歴史、アラブの商人がもたらした素材の数々、そして縄文に始まる日本の香り―― 香りの世界を覗いてみたいあなたにお勧めの一冊です。 香水創りのエッセンス/ 生まれは「薬酒」/ 太古のローズウォーターから、熱狂のローマ帝国、キリスト教による忌避、そして復活まで/ バクダッド市場にあふれていた香りとは?/ はじまりは皮手袋/ フランスの花畑のいま/ 縄文、飛鳥、そして明治それぞれの節目 【目次】 第1章 香りの世界に生きる人々 第2章 香水の軌跡 第3章 魅惑のローズ史 第4章 香りの原料 第5章 香料商のはじまり――ならず者たち 第6章 日本人の香り 第7章 香料商の未来――食品と化粧品
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銃・病原菌・鉄 上巻/ジャレド・ダイヤモンド
¥650
出版/草思社 発行/2012年 定価/990円 文庫サイズ・416ページ ================== アメリカ大陸の先住民はなぜ、旧大陸の住民に征服されたのか。 なぜ、その逆は起こらなかったのか。 現在の世界に広がる富とパワーの「地域格差」を生み出したものとは。 1万3000年にわたる人類史のダイナミズムに隠された壮大な謎を、 進化生物学、生物地理学、文化人類学、言語学など、 広範な最新知見を縦横に駆使して解き明かす。 ピュリッツァー賞、国際コスモス賞、 朝日新聞「ゼロ年代の50冊」第1位を受賞した名著、待望の文庫化。
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銃・病原菌・鉄 下巻/ジャレド・ダイアモンド
¥750
出版/草思社 発行/2012年 定価/990円 文庫サイズ・432ページ ==================
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問いのデザイン: 創造的対話のファシリテーション/安斎 勇樹・塩瀬 隆之
¥2,500
出版:学芸出版社 発売:2020年 定価:2970円 21 x 14.8 x 2.5 cm・304ページ ================== 課題解決のためのチームの話し合いにおいて「良いアイデアが生まれない」「チームの一体感がない」と感じるとき、それはチームのメンバーやマネージャーの能力不足ではなく、チームで向き合っている「問い」がうまくデザインされていないからだ。 そもそも何を解決すべきなのか、「本当に解くべき課題」を正しく設定できなければ、その後、どんなにワークショップやファシリテーションの工夫を重ねても、根本的に解決の方向性がずれてしまい、関係者に「創造的な対話」は生まれない。 本書は、企業の商品開発・組織変革・人材育成などの複雑な課題解決の現場において、問題の本質を見抜き、解くべき課題を正しく設定し、関係者を巻き込み、課題解決のプロセスをデザインするための思考法・スキルについて体系化。 人とチームのポテンシャルを引き出し、組織や事業の創造性、イノベーションを促すための必読書。 【主要目次】 序論 なぜ今、問いのデザインなのか 1.はじめに 2.「認識」と「関係性」の固定化の病い 3.企業、学校、地域を揺さぶる問いの技法 4.本書の構成:課題とプロセスのデザイン PartI 問いのデザインの全体像 1章 問いのデザインとは何か 1.1. 問いとは何か 1.2. 創造的対話とは何か PartII 課題のデザイン:問題の本質を捉え、解くべき課題を定める 2章 問題を捉え直す考え方 2.1. 問題と課題の違い 2.2. 課題設定の罠 2.3. 問題を捉える思考法 3章 課題を定義する手順 3.1. 目標を整理する 3.2. 目標のリフレーミング 3.3. 課題を定義する PartIII プロセスのデザイン:問いを投げかけ、創造的対話を促進する 4章 ワークショップのデザイン 4.1. ワークショップデザインとは何か 4.2. ワークショップの問いをデザインする 4.3. 問いの評価方法 5章 ファシリテーションの技法 5.1. ファシリテーションの定義と実態 5.2. ファシリテーターのコアスキル 5.3. ファシリテーターの芸風 5.4. 対話を深めるファシリテーションの技術 5.5. ファシリテーションの効果を高める工夫 PartIV 問いのデザインの事例 6章 企業、地域、学校の課題を解決する
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英語類義語活用辞典/最所フミ
¥800
出版/筑摩書房 発行/2003年 定価/1200円+税 文庫サイズ・424ページ ================== 類義語・同意語・反意語の正しい使い分けが、豊富な例文から理解できる定評ある辞典。思わぬ誤解や失礼をしないための使用例が、卓越した日本語と英語の語感をもつ著者により解説される。(1)意味がほとんど同じで、どちらを使っても大した違いのないもの。mistakeとerror、bigとlargeなど。(2)使い方をまちがえるとコミュニケーションに重大な齟齬を来たすもの。doubtとsuspectなど。(3)漠然と類義語だと信じられているがその実、異質な言葉。fortunateとhappyなど。「なるほど」と腑に落ちる効果的な使い方が、わかりやすく習得できる、学生や教師・英語表現の実務家の必携書。
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京大総長、ゴリラから生き方を学ぶ/山極寿一
¥450
出版:朝日新聞出版 発行:2020年 定価:660円 文庫サイズ・208ページ ================== 世界的なゴリラ研究者であり、京都大学総長によるグローバル時代を生き抜くための発想術。「精神的な孤独が、自信につながる」「他人の目が〈自分〉をつくる」「他人の時間を生きてみる」など。学生、新社会人必読の一冊。
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数学の歴史物語/Jonny Ball
¥1,200
出版/SBクリエイティブ 発行/2018年 定価/2700円+税 13.3 x 3 x 18.9 cm・512ページ ================== 数学は、どのように歴史を変えたきたか? 抜群のストーリーテリングで綴られる壮大な数学ヒストリー。 古代から近代までのさまざまな数学者を取り上げて、彼らの業績を紹介した本です。彼らが生み出した数学的内容とともに、その数学が生まれた時代背景や、その数学がきっかけとなって起こった科学や技術の発展、ひいては歴史に与えた影響を紹介しています。数学の発展を通して見た世界史の解説書ともいえます。 文章は読みやすく、難しい数式はほとんどありません。歴史的に重要な図版やイラストも多数収録しています。ことに16ページにわたるカラー口絵は、多くの読者を魅了するでしょう。 数学や世界史に関心のある方はもちろん、面白い読み物を読みたいという一般読者にとっても最適な一冊です。