-
ぼくは猟師になった/千松信也
¥600
出版:リトルモア 発行:2008年 定価:1600円+税 ソフトカバー・224ページ ================== 京都に住む33歳の若き猟師による書き下ろしエッセイ。 著者の千松信也は何を思い猟師になったのだろうか。 幼少期の思い出や山での暮らしを淡々と語る一方で、 現代の食肉に対する考えや自分の在り方、人の在り方について 明解且つシンプルに綴る。 「地球の裏側から輸送された食材がスーパーに並び、 食品の偽装が蔓延するこの時代にあって、 自分が暮らす土地で、他の動物を捕まえ、殺し、 その肉を食べ、自分が生きていく。 その全てに関して責任があるということは、 とても大変なことであると同時にとてもありがたいことだと思います」 (本文より抜粋) そのほか、千松さんが行う「ワナ猟」と呼ばれる狩猟方法、 獲物の解体やワナのメカニズムを写真と図で詳細に解説。 猟師によるおいしい肉料理のレシピも掲載。 猟師の一年間に密着できる一冊。
-
鳥類学者無謀にも恐竜を語る/川上和人
¥500
出版:新潮社 発行:2018年 定価:825円 文庫サイズ・427ページ ================== 少年から大人まで楽しめる、絶品科学エッセイ はじめに 鳥類学者は羽毛恐竜の夢を見るか 序 章 恐竜が世界に産声をあげる 第1章 恐竜はやがて鳥になった 第2章 鳥は大空の覇者となった 第3章 無謀にも鳥から恐竜を考える 第4章 恐竜は無邪気に生態系を構築する あとがき 鳥類学者は羽毛恐竜の夢を見たか? 文庫版あとがき、あるいは鳥がもたらす予期せぬ奇跡
-
辛口サイショ―の人生案内DX/最相葉月
¥800
出版:ミシマ社 発売:2021年 定価:1650円 ソフトカバー・160ページ ================== 読売新聞の大人気連載「人生案内」から名回答68本を厳選! 待望の書籍化第2弾。
-
問題な日本語/北原保雄
¥300
出版:大修館書店 発行:2004年 定価:800円+税 168ページ ================== へんな日本語にも理由(わけ)がある! 「ご注文は以上でよろしかったでしょうか」「こちら和風セットになります」「全然いい」などの“問題な日本語”を取りあげ、それがどのような理由で生まれてきたか、どのように使えばよいかを、日本語の達人、『明鏡国語辞典』の編者・編集委員がわかりやすく解説。一読して言葉の常識がわかる「使うのはどっち?」も収録。
-
続弾!問題な日本語/北原保雄
¥300
出版/大修館書店 発行/2005年 定価/800円+税 178ページ ================== ベストセラー『問題な日本語』待望の第二弾 「千円からお預かりします」「~かたちになっております」「お申し出ください」「~させていただきます」「ありえない」などの、今どきの敬語や気になる表現を取りあげ、そこにこめられた意図、正しい使い方などをわかりやすく解説。言葉の常識をまとめたコラム「使うのはどっち?」、いのうえさきこさんのマンガも収録。
-
県民ごはん、作ってみました!/もぐら
¥300
出版:大和出版 発行:2013年 定価:1100円+税 176ページ ================== あのご当地料理を、再現――! そんなに難しくなく、でもおいしくできた13の料理を、『うちのトコでは』『御かぞくさま御いっこう』『見とこ、行っとこ』シリーズで大人気のもぐら&もぐらファミリーと一緒にお届けします。 とってもわかりやすいレシピ掲載、「取り寄せてみた」11編も収録。
-
その農地、私が買います/高橋久美子
¥600
出版/ミシマ社 発行/2021年 定価/1870円 18 x 12.8 x 1.5 cm・232ページ ================== 「実家の畑を、太陽光パネルにしたくない」 愛媛出身、東京在住。 闘いの狼煙をあげたものの、 立ちはだかる壁の数々! これぞ、現代日本の課題そのもの… 現実はあまりにもすごかった! ミシマ社創業15周年記念企画 「おまえは東京におるんじゃけん関係なかろわい」by 父 農地は負の遺産と考える父親世代、中・小規模農家の経済的な厳しさ、農地を持っている人しか農地を買えない法律、急増する猿や猪の畑荒らし、子孫を残せない「F1種」の種、体調を悪くする農薬散布、足並みを揃えることを最優先する町の雰囲気…etc. 未来に後悔をしないため、まずは知ること、動くこと。 「変わり者」と言われても、高橋さん家の次女はゆく! ◎目次 はじめに 第1章 久美子の乱 第1ラウンド 第2章 久美子の乱 第2ラウンド 第3章 サトウキビをめぐる冒険 第4章 サルとイノシシ現る 第5章 生命を食べる 第6章 農業という表現 第7章 久美子の乱 その後 長い追伸 そこで暮らすということ
-
動物園ではたらく/小宮輝之
¥500
出版/イースト・プレス 発行/2017年 定価/968円 新書サイズ・272ページ ================== 動物園ではたらいて40年! 飼育係から園長までを経験し、 数多くの伝説をつくった「動物園博士」が語る、 動物園ではたらく人々の、驚きと情熱の日々。 パンダの出産に徹夜で立会い、 逃げ出したカモシカを職員総出で捕獲、 忍び込んだ野犬を退治、 ゴリラの顔色を読んでゴマをする、 産まれたての卵を割ろうとするカラスと闘う…… 飼育係をはじめとする動物園のスタッフたちは、 毎日、動物たちに振り回されながら、数多くの出会いと別れを繰り替えし、 試行錯誤を重ねている。 動物たちの環境を整える飼育係とは、 動物にとって、存在自体が「生存環境」であり、生命線なのだ。 動物園の役割は時代とともに変わり続ける。 ときには外交のためにパンダやゾウが贈られ、 現在は希少動物を繁殖するための「種の保存」を担った。 進化し続ける動物園で40年間働き、 都内3園の園長を務めた「動物園博士」が語る、 動物園のいままでとこれから。
-
新しい分かり方/佐藤雅彦
¥900
出版/中央公論新社 発行/2017年 定価/1900円+税 ハードカバー・268ページ ================== CMから「ピタゴラスイッチ」、東京芸大での教育・研究まで、「分かる・伝える」を追究してきた著者。10年かけて、まったく新しい本ができました。 【著者 佐藤雅彦さんから】 みなさんは、生きていて、何が一番うれしいですか。 この質問に対しての私の答えは、……ちょっと変わっているかもしれません。私は、自分が生きてて、一番うれしいこと、つまり、一番のやりがいのあることは、「ひとに何かを分かってもらうための新しい手法を考え出す」ことなのです。 こどもたちに、この世の中には、こんな面白い考え方ややり方がある、ということを分かってもらうために、ピタゴラスイッチを作ってきました。アルゴリズムっていう面白い考え方を分かってもらいたくて、「アルゴリズムたいそう」や「アルゴリズムこうしん」を考え出しました。一対一対応という考え方を理屈ではなく分かってもらうために、「おとうさんスイッチ」を生み出しました。他にも、経済の本質というものを分かってもらいたくて、「経済ってそういうことだったのか会議」を企画し、竹中平蔵さんと作りました。25年ぐらい前には、サントリーのモルツやTOYOTAのカローラIIや、NECや湖池屋などのTV-CMを作っていましたが、それらも、商品名や商品特徴やキャンペーン名を分かってもらう新しい手法には、どのようなものがあるのかを研究開発したくて行っていたのでした。 私は、ひとが何かを分かるとき、小さな『生きててよかった』が生まれると思っています。例えば、サンドウィッチを食べながらコーヒーを飲んだら、苦手だったコーヒーのおいしさが分かった時、積分の基本的な考え方が教科書に載っていた部分求積法で分かった時、HMVというレコード屋さんの名前が “His Master's Voice" から来ていて、あの犬のイラストの物語が分かった時、などなど……。 そして、分かった瞬間には、満足感と爽快感が混じり合った、なんとも言えない気持ちよさが得られます。つまり、自分が生きがいとしてずっとやってきた、分かってもらうための新しい手法の探求は、生きててよかったを生むための手法の探求でもあったのです。 この『新しい分かり方』という書籍には、幾十もの「分かってうれしい」「分かって腑に落ちる」が入っています。同時に幾十もの「分からないけど、なんかうれしい」「分かるけど、なぜ分かるんだ」も入っています。他にも、「分からないけど、この分からなさはなんか初めてだ(これを「新しい分からない方」と呼ぶ)」もあります。 どうか、手に取って、『新しい分かり方』の数々を心ゆくまで確かめてください。そして、あなたの内に、新しい表象が立ち上がるのを確かめた後には、随筆も読んでみてください。「新しい分かり方」を体験したあなたに読んでほしい随筆を6編書き下ろしています。一冊の本の中に、作品の体験とその体験を共有した読者のあなたに向けての随筆があるという今までにないメディア・デザインです。この本にしか存在しない空間を是非、享受していただきたいと思います。
-
生協の白石さん/白石昌則・東京農工大学の学生の皆さん
¥300
出版/講談社 発行/2005年 定価/952円+税 ソフトカバー・156ページ ================== どんなことでも、答えてくれる人がいる。 東京農工大生協の「一言カード」。どんな要望でも誠実&機知に富んだ回答をする担当者:白石さんの心暖まるやりとりの記録がついに単行本化!!
-
お茶のすすめ: お気楽「茶道」ガイド/川口澄子
¥800
出版:WAVE出版 発行:2012年 定価:1490円+税 15 x 1.4 x 21.1 cm・160ページ ================== な~んも知らなくて大丈夫。 興味はあるけどいざ習うには敷居が高い。 茶の湯の世界をややこしい話ぬきに、 おもしろいとこだけかいつまんでご紹介。 お稽古歴15年。茶道体験画日記
-
宮崎駿の雑想ノート/宮崎駿
¥3,000
出版:大日本絵画 発行:1997年 定価:2800円+税 大型本・128ページ ==================
-
ニッポンのマンガ・アニメ・ゲームfrom 1989/メディア・ア-ト国際化推進委員会 編
¥800
出版/国書刊行会 発売/2015年 定価/2315円+税 375ページ ================== 手塚治虫が没した1989年から現在までの25年間に焦点をあて、複合的メディア表現として深化している日本のマンガ、アニメ、ゲームを総合的に展望し、150作品・300点以上の図版でその魅力をたどる。
-
考えの整頓/佐藤雅彦
¥900
出版:暮しの手帖社 発行:2011年 定価:1600円+税 ハードカバー・288ページ ================== NHK教育テレビ『ピタゴラスイッチ』、『0655/2355』などを生み出し、また、東京藝術大学大学院映像研究科教授でもある著者の、『暮しの手帖』大人気連載「考えの整とん」が単行本になりました。 ともすると見過ごしがちな、日々の不可解なことを独自の分析で考察した27篇です。 誰も考えもしなかった物事の本質にじっくりと迫り、思いもよらない考え方をハッと気づかせてくれる、面白くて鋭い名文の数々です。
-
荒木飛呂彦の超偏愛!映画の掟/荒木飛呂彦
¥500
出版/集英社 発売/2013年 定価/740円+税 新書サイズ・224ページ ================== 「サスペンス」が面白さの鍵! 独自の分析から、創作の秘密が明かされる アクション映画、恋愛映画、アニメ……取り上げたジャンルを問わぬ映画作品の数々には、その全てに、まさに荒木飛呂彦流の「サスペンスの鉄則」が潜んでいる。本書は、その一つひとつを徹底的に分析し、作品をまったく新しい視点から捉え直した映画論であり、エンターテイメント論である。
-
荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論/荒木飛呂彦
¥500
出版:集英社 発行:2011年 定価:760円+税 新書サイズ・240ページ ================== 偏愛的ホラー映画100選 荒木飛呂彦がこよなく愛するホラー作品の数々は、『ジョジョの奇妙な冒険』をはじめ、自身が描いた漫画作品へも大きな影響を与えている。 本書では、自身の創作との関係も交えながら、時には作家、そして時には絵描きの視点から作品を分析し、独自のホラー映画論を展開する。巻頭には「荒木飛呂彦が選ぶホラー映画 Best20」も収録。ホラー映画には一家言ある著者の、一九七〇年代以降のモダンホラー映画を題材とした偏愛的映画論!
-
雑草キャラクター図鑑/稲垣栄洋
¥800
出版/文春文庫 発行/2017年 定価/1760円 ソフトカバー・215ページ ======================================== 『雑草手帳』などで知られる著者が おなじみの身近な雑草約70種をキャラクター化 散歩中の雑草を見る目が変わります! 雑草のユニークな生き方を紹介してきた著者初のキャラクター図鑑。 都会でよく見かける雑草を、その性格や生存戦略をもとに大胆に擬人化しながらわかりやすく解説しました。 「スター性アリ」「実は性悪」「知性派」「悪役気質」などなど、各植物をキャラの特徴で章立てしている新感覚の図鑑です。 雑草の世界を新しい視点で眺めてみると、実は都会ぐらしや競争社会の人間が参考にしたい世渡り術がいっぱい。 自分に似ているキャラを見つけると、人生をしたたかに、そしてしなやかに生きるヒントが得られるかもしれません。
-
ロボ・サピエンス前史(上)/島田虎之介
¥550
出版/講談社 発行/2019年 定価/1012円 ワイド版 ================== ロボットの捜索を職とするサルベージ屋、誰の所有物でもない「自由ロボット」、半永久的な耐用年数を持つ「時間航行者」……。さまざまな視点で描かれるヒトとロボットの未来世界。時の流れの中で、いつしか彼らの運命は1つの大きな終着点に向かって動きだしていく……。世界の行く末を壮大に夢想した、ロマンティック・フューチャー。
-
ロボ・サピエンス前史(下)/島田虎之介
¥550
出版/講談社 発売/2019年 定価/1012円 ワイド版 ================== ヒトの依頼に応え続ける「自由ロボット」が抱える過去、半永久的に稼働し続ける超長期耐用ロボット「時間航行者」に与えられた秘密の任務、完遂に25万年かかるミッションを与えられた孤独なロボット……。ロボットたちがヒト以上の存在になったとき、彼らが目にするものとは?人類とロボットが迎える果てしなき未来の物語。
-
毎月新聞/佐藤雅彦
¥450
出版:中央公論新社 発売:2009年 定価:648円+税 316ページ ================== 毎日新聞紙上で月に一度掲載された日本一小さな全国紙、その名も「毎月新聞」。その月々に感じたことを独特のまなざしと分析で記した、佐藤雅彦的世の中考察。