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マクニール世界史講義/ウィリアム・H. マクニール
¥500
出版:筑摩書房 発売:2016年 定価:950円+税 文庫サイズ・256ページ ================== ベストセラー『世界史』で知られる歴史学の泰斗が「フロンティア」「感染症」「マクロ寄生」という三つの視点から文明のたどってきたパターンを読み解く。著者の歴史観が凝縮され、コンパクトに本物の歴史感覚が身につけられる特別講義、文庫オリジナルで登場! 目次 第1部 グレートフロンティア―近代の自由とヒエラルキー(衝突する世界―一七五〇年まで 変容する世界―一七五〇年から) 第2部 人間の条件―生態学と歴史学の交差(文明化の原動力―ミクロ寄生、マクロ寄生、都市的変容 近代世界システムへ―ミクロ寄生、マクロ寄生、商業的変容) 第3部 人間の営みにおける統制と破綻(文明の破綻は避けられないのか)
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富豪刑事/筒井康隆
¥300
出版:新潮社 発売:1984年 定価:590円+税 文庫サイズ・272ページ ================== キャデラックを乗り廻し、最高のハバナの葉巻をくゆらせた“富豪刑事"こと神戸大助が、迷宮入り寸前の五億円強奪事件を、密室殺人事件を、誘拐事件を……次々と解決してゆく。 金を湯水のように使って。 靴底をすり減らして聞き込みに歩く“刑事もの"の常識を逆転し、この世で万能の金の魔力を巧みに使ったさまざまなトリックを構成。 SFの鬼才がまったく新しいミステリーに挑戦する。
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新装版 日本語の作文技術/本多勝一
¥600
出版:講談社 発売:2005年 定価:1400円+税 294ページ ================== 「目的はただひとつ、読む側にとってわかりやすい文章をかくこと、これだけである」。 修飾の順序、句読点のうちかた、助詞のつかい方など、ちゃんとした日本語を書くためには技術がいる。 発売以来読み継がれてきた文章術のロングセラーを、文字を大きく読みやすくした新版。
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バリ山行/松永K三蔵
¥1,350
出版:講談社 発売:2024年7月 定価:1760円(税込) 13.4 x 1.7 x 19.4 cm・384ページ ================== 第171回芥川賞受賞作。古くなった建外装修繕を専門とする新田テック建装に、内装リフォーム会社から転職して2年。会社の付き合いを極力避けてきた波多は同僚に誘われるまま六甲山登山に参加する。その後、社内登山グループは正式な登山部となり、波多も親睦を図る目的の気楽な活動をするようになっていたが、職人気質で職場で変人扱いされ孤立しているベテラン社員妻鹿があえて登山路を外れる難易度の高い登山「バリ山行」をしていることを知ると……。
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京都のおいしいパン屋さん 観光地から歩いていける80軒/淡交ムック
¥500
出版:淡交社 発売:2018年 定価:907円+税 119ページ ================== 〈日本一パンを食べる街・京都で愛される、観光スポットのご近所パン屋さんが満載!〉 〈京都の観光スポットから歩いていけるおいしいパン屋さんを多数ピックアップ!〉 パン消費量日本一を誇る京都には、新進気鋭の人気店から昔から地元の人に愛される素朴なパン屋さんまで、街のあちこちにお店が立ち並んでいます。本書は、京都旅行を考えているパン好きのために、観光スポットから歩いていけるおいしいパン屋さんを紹介するガイドブック。世界遺産・下鴨神社や京都の台所・錦市場など、京都人が愛するパン屋さんが多数集まる人気観光地を中心にエリア分けし、各エリアのはじめにわかりやすいアクセスマップを掲載。メインスポットからの徒歩時間がわかるので、パンを買って京都の街をぶらぶら散歩したい人にオススメです。
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北岳山小屋物語/樋口明雄
¥850
出版:山と渓谷社 発売:2023年7月 定価:1100円+税 文庫サイズ・376ページ ================== 大藪春彦賞受賞作家・樋口明雄が描く初のノンフィクション大作! 南アルプス北岳周辺にある5軒の山小屋(白根御池小屋、広河原山荘、北岳山荘、北岳肩の小屋、両俣小屋)の日々を描くノンフィクション。 小屋開け、山岳遭難救助、山小屋生活の日常、小屋番の素顔など、宿泊・通過するだけではわからない、山小屋の裏側を描く。 単行本刊行後、それぞれの山小屋では、経営の変動、管理人、スタッフの異動、小屋の改装や建て直しがあった。 これらの変化について追加取材、加筆し文庫化。
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妻は見えるひとでした/小野寺S一貴
¥600
出版:扶桑社 発売:2021年 定価:1500円+税 366ページ ================== 神様、世界はこんなにも素晴らしい! 幼いころから、その能力のために苦悩してきた妻のワカ。 しかし、そんな妻を救ったのも、その能力でした。 これは実話を基にした再生の物語。
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地雷グリコ/青崎有吾
¥1,500
出版:KADOKAWA 発売:2023年 定価:1750円+税 文庫サイズ・352ページ ================== 射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。 平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。
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絵の教室/安野光雅
¥400
出版:中央公論新社 発売:2005年 定価:980円+税 新書サイズ・210ページ ================== 天使がラッパを吹きながら空を舞う天国を、画家はどうやってリアリティを持たせて描くのか? 遠近法や陰影といった技術面だけでなく、想像(創造)力の源についても触れています。 たくさんの有名絵画が写真で登場し、筆者自身のスケッチ・実際に絵を描いている様子の写真も見れる。安野ファンはもちろん、読書が苦手な方も見て楽しめる一冊となっています。
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東大生の本の使い方/重松理恵ほか
¥600
出版:三笠書房 発売:2018年2月 定価:1400円+税 224ページ ================== 東大生協の書店員だけが知っている 頭のいい人の“ちょっと特別な読書のルール" ・本は“おかし感覚"でまとめ買い ・「もしドラ」と一緒に売れたのは…… ・良書を逃さない「口コミ選書」 ・文庫、新書、単行本……東大生の接し方 ・知性の秘密――「4つの目的」読書 ――「考える力」が磨かれる、本の「選び方」「読み方」「活かし方」
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進化しすぎた脳/池谷裕二
¥500
出版:講談社・ブルーバックス 発行:2007年 定価:1000円+税 11.4 x 1.9 x 17.4 cm・304ページ AIによる書籍紹介 ================== 脳の驚異的な進化とその可能性を探求した一冊。 著者は神経科学の第一人者として知られ、脳の仕組みと動きについて深い洞察を持っています。この本では、脳がどのように進化してきたのか、そして私たちの思考や感情にどのように影響を与えるのかが丁寧に語られています。 科学的な知見を基にしながらも、一般の人にもわかりやすく解説されているため、誰でも楽しめる内容になっています。
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ぼくと1ルピーの神様/ヴィカス・スワラップ
¥450
出版/ランダムハウス講談社 発行/2006年 定価/891円 文庫サイズ・384ページ ======================================== 映画「スラムドッグ$ミリオネア」の原作小説。現題は「Q and A」。 2000年から2007年まで放送されていた「クイズミリオネア」は、クイズが好きでよく見ていたが、元々はイギリス発祥で世界各国で放映されていたようだ。段々難易度が上がっていく4択クイズだが、司会者との駆け引きやライフラインの使い所など戦略性があるのも共通していて面白かった。 本書もその醍醐味を味わえます。 正解するにつれだんだん上がっていく賞金と対比するように、孤児である主人公の壮絶な人生が明かされていき、背景にインド社会の価値観や問題が垣間見えてくる。ちなみに作者はなんとインドの外交官で、2009年から2013年まで在大阪・神戸インド総領事として日本に赴任していた事もある異色の経歴の持ち主である。
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けもの道の歩き方/千松信也
¥1,400
出版:リトル・モア 発売:2015年 定価:1760円 384ページ ================== 『ぼくは猟師になった』で狩猟ブームの先駆けを担った著者による新刊! - - - ・昭和の里山は理想郷だったのか? ・人里に動物が出没するのは森の荒廃が原因か? ・自然は「手つかず」が理想か? ・自然はカラダにいいのか? ・猟師は森の番人か? ・猟ができるのは山間部の人間だけか? - - - 狩猟採集生活の中で練り上げた、現代猟師考。 野生動物たちと日々行き交い、これからの自然を思う、20のエッセイ。
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料理の四面体/玉村豊男
¥500
出版:中央公論新社 発行:2010年 定価:713円 10.5 x 1.2 x 15 cm・259ページ ======================================== 「すべての料理は四面体で説明できる! 」 料理本にして論理的思考が学べる奇跡の書。(原著1980年) 英国式ローストビーフとアジの干物の共通点は? 刺身もタコ酢もサラダである? アルジェリア式羊肉シチューからフランス料理を経て、豚肉のショウガ焼きに通ずる驚くべき調理法の秘密を解明する。火・水・空気・油の四要素から、全ての料理の基本を語り尽くした名著。
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山怪/田中康弘
¥450
出版:山と渓谷社 発行:2019年 定価:880円 文庫サイズ・306ページ ================== 山の怪談ブームの火付け役。 山で働き暮らす人々が実際に遭遇した奇妙な体験。 秋田・阿仁のマタギたちや、各地の猟師、 山で働き暮らす人びとから実話として聞いた、 山の奇妙で怖ろしい体験談。 現代版遠野物語。
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落日/湊 かなえ
¥350
出版:角川春樹事務所 発売:2022年8月 定価:858円 文庫サイズ・432ページ ================== わたしがまだ時折、自殺願望に取り付かれていた頃、サラちゃんは殺された── 新人脚本家の甲斐千尋は、新進気鋭の映画監督長谷部香から、新作の相談を受けた。 十五年前、引きこもりの男性が高校生の妹を自宅で刺殺後、放火して両親も死に至らしめた『笹塚町一家殺害事件』。 笹塚町は千尋の生まれ故郷でもあった。香はこの事件を何故撮りたいのか。 千尋はどう向き合うのか。そこには隠された驚愕の「真実」があった・・。
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歴史のミカタ/井上章一・磯田道史
¥800
出版:祥伝社 発行:2021年 定価:1034円 文庫サイズ・296ページ ================== 歴史はどのような時に動くのか、歴史は繰り返されるか、日本史の特徴は何か……など、歴史の本質に正面から迫る本格対談。 (目次) 第一章 歴史が動く時 第二章 歴史は繰り返されるか 第三章 歴史の表と裏 第四章 日本史の特徴 第五章 時代で変わる英雄像 付録――おすすめ! 「歴史のミカタ」を養う書籍
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まず牛を球とします/柞刈湯葉
¥1,000
出版:河出書房 発行:2022年 定価:980円 13 x 1.9 x 18.8 cm・257ページ ======================================== 牛は食べたいが、動物は殺したくない。そんな人類の夢が実現した未来を描いた表題作ほか、大正電気女学生、石油玉、現代の箱男などが大活躍! 非人類にもおすすめの奇想天外な作品集。 収録作(全14編) 「まず牛を球とします。」 「犯罪者には田中が多い」 「数を食べる」 「石油玉になりたい」 「東京都交通安全責任課」 「天地および責任の創造」 「家に帰ると妻が必ず人間のふりをしています。」 「タマネギが嫌い」 「ルナティック・オン・ザ・ヒル」 「大正電気女学生 ~ハイカラ・メカニック娘~」 「令和二年の箱男」*書き下ろし 「改暦」 「沈黙のリトルボーイ」*書き下ろし 「ボーナス・トラック・クロモソーム」
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たまごのはなし/しおたにまみこ
¥800
出版:ブロンズ新社 発売:2021年 定価:1210円 15.6 x 1.1 x 21.7 cm・48ページ ================== ある日とつぜん目をさましたたまご。はじめて歩き、はじめて話す。マシュマロを起こして、キッチンの台を降り、探検にも出かけます。読めばよむほどに引きこまれる不思議なお話を、3話収録。
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ぼくは猟師になった/千松信也
¥600
出版:リトルモア 発行:2008年 定価:1600円+税 ソフトカバー・224ページ ================== 京都に住む33歳の若き猟師による書き下ろしエッセイ。 著者の千松信也は何を思い猟師になったのだろうか。 幼少期の思い出や山での暮らしを淡々と語る一方で、 現代の食肉に対する考えや自分の在り方、人の在り方について 明解且つシンプルに綴る。 「地球の裏側から輸送された食材がスーパーに並び、 食品の偽装が蔓延するこの時代にあって、 自分が暮らす土地で、他の動物を捕まえ、殺し、 その肉を食べ、自分が生きていく。 その全てに関して責任があるということは、 とても大変なことであると同時にとてもありがたいことだと思います」 (本文より抜粋) そのほか、千松さんが行う「ワナ猟」と呼ばれる狩猟方法、 獲物の解体やワナのメカニズムを写真と図で詳細に解説。 猟師によるおいしい肉料理のレシピも掲載。 猟師の一年間に密着できる一冊。
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サム・ロイドの「考える」パズル/サム ロイド
¥400
出版:ネオテリック 発行:2008年 定価:1100円 82ページ ================== 19世紀の天才パズル作家、サム・ロイド。生涯で1万作にものぼるパズルを制作、世界中を熱狂させた。 サム・ロイド自身が作画を手がけたとされる、日本では未発表のパズルから、名作パズルと誉れ高い作品まで、45問を収録。
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アンドロイドは電気羊の夢を見るか?/フィリップ・K・ディック
¥650
出版:早川書房 発行:1977年 定価:990円 文庫サイズ・336ページ ======================================== 第三次大戦後、放射能灰に汚された地球では生きた動物を持っているかどうかが地位の象徴になっていた。人工の電気羊しかもっていないリックは、本物の動物を手に入れるため、火星から逃亡してきた〈奴隷〉アンドロイド8人の首にかけられた莫大な懸賞金を狙って、決死の狩りをはじめた! 現代SFの旗手ディックが、斬新な着想と華麗な筆致をもちいて描きあげためくるめく白昼夢の世界! リドリー・スコット監督の名作映画『ブレードランナー』原作。
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鳥類学者無謀にも恐竜を語る/川上和人
¥500
出版:新潮社 発行:2018年 定価:825円 文庫サイズ・427ページ ================== 少年から大人まで楽しめる、絶品科学エッセイ はじめに 鳥類学者は羽毛恐竜の夢を見るか 序 章 恐竜が世界に産声をあげる 第1章 恐竜はやがて鳥になった 第2章 鳥は大空の覇者となった 第3章 無謀にも鳥から恐竜を考える 第4章 恐竜は無邪気に生態系を構築する あとがき 鳥類学者は羽毛恐竜の夢を見たか? 文庫版あとがき、あるいは鳥がもたらす予期せぬ奇跡
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死神の浮力/伊坂 幸太郎
¥300
出版:文藝春秋 発行:2016年 定価:780円+税 文庫サイズ・544ページ ================== 娘を殺された山野辺夫妻は、逮捕されながら無罪判決を受けた犯人の本城への復讐を計画していた。そこへ人間の死の可否を判定する「死神」の千葉がやってきた。千葉は夫妻と共に本城を追うが・・・。 展開の読めないエンターテインメントでありながら、死に対峙した人間の弱さと強さを浮き彫にする傑作長編。